記憶に残る仕事 ~episode1~
工事名 | 東京湾横断道路川崎トンネル浮島南(アクアライン) |
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竣工 | 1993年12月 |
所在地 | 神奈川県川崎市 |
概要 | 神奈川県川崎市浮島から千葉県木更津市中島までを結ぶ約15.1キロの有料道路。 海底トンネルにて東京湾横断を可能としたことで交通の便が大幅に改善された。 |
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私たちが携わるトンネル工事は、都市部の道路や地下鉄、上下水道などです。
シールド工法によるトンネル工事とは、筒状の鋼鉄製の機械「シールドマシン」を使用し、先端のカッターを回転させて地中を掘り進めながらトンネルの壁を形成していくものです。
シールドマシンはコンピューター管理されており、さまざまな条件下であっても施工が可能で、環境に配慮した安全な施工が行えます。
日本のシールド工法は世界最高水準とされ、近年インフラ整備には欠かせない技術となっております。
私たちは首都圏を中心として日本全国、また海外において土木工事事業を行っている会社です。
「高品質の構造物を所定の工期内に安全かつ経済的に仕上げる」をモットーに、安全最優先であらゆる現場に携わっています。
特に首都上下水道や貯留管などのシールド工事を中心として、駅の地下化・線路の高架化等の構築工事分野で多くの実績があり、東京湾アクアラインの工事にも携わりました。
確かな技術と実績は各方面で評価され、日本国内だけにとどまらず、台湾、シンガポールの地下鉄工事を行うなど、近年では海外での施工実績も増えてきています。
私たちの仕事は、人々が生活する上で欠かすことのできない社会インフラに関わる工事がほとんどです。
例えば、地上に走っている鉄道を地下トンネルに誘導することで周辺の渋滞緩和に役立ったり、駅をより使いやすい状態に改良工事を行ったり、災害などに備えた雨水放流管などの上下水道の整備を行うなど、毎日の生活を根底から支える土木工事を行っています。
完成したシールドトンネルは、後世に残りたくさんの人々に利用されます。
普段何気なく利用している鉄道や道路、トンネル。
これらのほとんどが社会インフラに該当するため、工事や整備の発注の大半を国や官庁が占めています。
当社は市街地の駅の地下化や、東京外環プロジェクトなどシールド(トンネル)工事が主体ではありますが、たくさんの人々の暮らしや生活に大きな影響を与える重大な役割を担っており、工事が竣工するとニュースに取り上げられることもあります。
施工方法も前回成功したやり方が通用するとは限らず、日々試行錯誤しながら工事を進め、計画したものが形となって完成した時の達成感は何度経験しても感無量です。
日本の未来インフラを支え、社会的責任ある業務を果たす。
それが大綱建設の「やりがい」なのです。